国際支援団体に不用品を寄付することができる
不用品を手放すには、処分する以外にも「寄付をする」という方法があります。
国際支援団体では、世界中の物が不足している地域を支援するために、不用品の寄付を募っています。
こういった国際支援団体を通して不用品を寄付することで、支援の輪を繋げることができるのです。
寄付できるものの種類
不用品を支援団体へ寄付をする際、どんなものでも引き取ってもらえるとは限りません。
ここでは実際に、国際支援団体に寄付を募っていることが多い不用品をご紹介いたします。
生活家電
日本製の電化製品は、性能が高く、丈夫であるため、中古であってもまだまだ活躍するものが多いです。
そういった再利用できる家電は、アジア諸国をはじめとする貧しさのなかで暮らしている人達の生活を支える重要な物資となります。
洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、ミキサー、ホットプレート、ミシン、ドライヤー、テレビ(ブラウン管・液晶)、パソコンなど
基本的には、“リユースできるもの”が寄付の対象となることが多いので、ジャンク品は引き取ってもらえない場合があります。
また、リユースした中古家電を輸出するための手続きが複雑化していることもあり、製造年があまりにも古いものは寄付できないケースも少なくありません。
ベビー用品・おもちゃ・ぬいぐるみ
着せずにサイズアウトしてしまった服やおむつが自宅にあれば、貧しい地域で子育てをするママたちの支援に繋がります。
また、海外の貧しい地域で生活する子どもたちは、おもちゃ1つさえ買ってもらえない子どもが大勢います。
処分していない玩具は、処分するのではなく寄付をすることで、海外の恵まれない子どもたちを笑顔にすることができるのです。
ベビー用品:服、ベビーカー、抱っこ紐、スリング、バウンサー、おくるみ、哺乳瓶、布絵本など
おもちゃ:ぬいぐるみ、人形・ミニカー、パズル、ボードゲーム、ロボット、文房具など
ただし、おむつや母乳パッドなど、肌に身に付けるものは、未使用品に限ります。また、他のベビー用品についても、あまりにも汚れているものは寄付できません。
古着
海外へ寄付品のなかでも、服は毎日着るものなのでとくに需要が高いです。
寄付によって集められた古着は、海外に贈られ、新たな持ち主のもとで大切に着用されます。
Tシャツ、ズボン、スカート、ワンピース、ジーンズ、下着、靴、靴下、水着、靴、帽子など
穴が開いている、よれが目立つなど、状態が悪いもの以外は、寄付を受け付けていることが多いです。
ただし、下着は新品や、開封しただけの未使用品など、一度も使っていないのみ寄付することが可能。
寄付できない品目は「不用品回収業者」への依頼がおすすめ
国際支援団体へ寄付できなかった不用品は、最終的に自分で処分するしかありませんが、不用品が大量にあったり品目がバラバラな場合、家庭ごみとして処分するのは手間がかかります。
そんなときは、不用品回収業者なら品目ごとの仕分けも不要で、自宅まで直接引取りに来てもらえるのでいらないものをまとめて回収してもらえます。
また、不用品回収業者は早くて即日対応可能なところもあるので、早く手放したいときにもおすすめです。
まとめ
不用品を寄付することは、社会貢献ができるうえに、環境にもエコなので一石二鳥です。
ただし、寄付できる不用品の種類は幅広くありますが、状態によっては寄付できないこともあるので、支援団体へ事前に確認にしておきましょう。